新人ナースは、理想と現実のギャップに必ず悩むと思います。患者さんを助けたいと思って看護師になったのに、無力な自分に嫌気が刺す事も多いですね。

私は、看護師として働き始めた時には、患者さんの為に一生懸命に働きたい、患者さんを助けたいと思っていて、
沢山の夢を持っていました。
看護師というのは、人の命を救う仕事だと思っていたので、入院してきた患者さんが元気になって退院してくれる事を目標に、
看護を行なうのだと思っていました。
しかし、それはあくまでも夢というか理想の話しであって、現実には、元気になって退院して行く患者さんが少ないんです。(=@=G

 

私が新卒で働いたのは急性期の病棟でした。
だから、毎日何件もの急変が起こりますし、ステルペンも毎日のようにありました。
新人看護師の私にとっては、患者さんが毎日のように亡くなるという現実がとてもショックで、
気持ちをなかなか切り替える事ができませんでした。
それに、このまま仕事を続けていたら、人の死に慣れてしまうのではないかと、不安にもなりました。
これは仕事なんだから、割り切らなくてはいけない、でも、人の死に慣れてはいけないという思いが、
頭の中でグルグル回っていて、どうしたらいいのかわかりませんでした。><
考えてみたら、看護師が人の命を救っているんではないんです。
看護師はドクターの指示に従っているだけで、患者さんの命を救っているのはドクターなんです。
まさしく、理想と現実のギャップです。
自分には何もする事ができないんだという無力さに、嫌気が刺したんです。
でも、新人看護師の頃に、このような葛藤があったから、逆に学ぶ事ができました。
毎日いろいろな事に悩んで、自分の気持ちや思いも変化していったんです。
人というのは必ず死を迎えるんですよね。
今では、患者さんが自分らしく過ごしてもらえるようにケアするのが、看護師の仕事だと思って、頑張って働いています。(^=O)